精巣腫瘍・胎児性癌になりまして

精巣腫瘍・胎児性癌の闘病記

タバコ・酒がやめられない

強制退院からしばらくたちますが、

睡眠時無呼吸症候群の予備検査も終わり、

明日、診察日です。

早くCPAPを試したいです。

 

さて、自分は精神科・内科・そして抗がん剤治療の泌尿器科

三つの科に通院しています。

精神科では基本的にタバコ・酒を断つ様には言われません。

自分の体調と意思に合わせて助言をしてくれます。

内科では高血圧が改善していないので、「タバコをやめな」程度です。

泌尿器科では、まだ詳しく話していません。

 

未婚・もちろん子供なし、そんな環境では誰かの為にやめようとは、

なかなか思い切って決断できません。

後は自分の為に、病気の為に禁煙・断酒。

これが難しい、厳しい、意思が弱い。

 

一応、禁煙外来という手段もありますが、

4週間ほど毎週1回通院しなければならない事がネックです。

どなたか、適切なお勧めな禁煙・禁酒方法を教えていただけませんか?

まさかの持病で治療中止

3月21日に入院して、抗がん剤治療開始に向け検査をしました。

レントゲン・尿量検査、睡眠時に酸素量の計測をしていました。

そこで引っかかってしまいました。

睡眠時無呼吸症候群

がんセンターの呼吸器科に診察。数値的にはいつ心臓が

止まってもおかしくない数値との事。(酸素量が少ない)

20年も前から気が付いていて、治療をしてこなかった病気。

いざという時に大きな足かせとなりました。

 

急遽、無呼吸症候群を診てくれる病院に電話。

ところが混んでいて検査に2か月かかるとのこと。

結局、けいゆう病院に逆戻り。

御存じの方もいるかもしれませんが、

基幹病院?は初診料にプラス7,000円ほど高くなる。

しかし優先事項は抗がん剤治療。けいゆう病院に決めました。

出来るだけ早く検査して、CPAP治療を始めないと、

抗がん剤治療が始められない。

それ以外にも精神科、内科の薬が足りなくなるので、

改めて計画し直しです。

 

抗がん剤治療はそれだけ体に負担がかかると知りました。

皆さんも持病はしっかりと把握して、医師とコミュニケーションをとりましょう!

限度額適用・標準負担額減額認定証を申請しよう

この認定証は、一か月間の医療費の上限を決め、

それ以上は負担が無いという制度です。

 

所得により上限額が決まるのですが、

非常に助かる制度です。

この制度はけいゆう病院から紹介され知りました。

私の場合だと、最低額の3万5千円程度が上限。

継続して入院、高額治療をする方にとっては、

非常に助かる制度だと思います。

 

詳しくは各市町村の役場・役所にお問い合わせください。

今更ですが、診断書情報

抗がん剤治療までにまだ、一週間あるので、

順番は遅くなりましたが、

保険会社にい提出する診断書の情報を書きたいと思います。

 

手術名:精巣悪性腫瘍手術

病理組織診断名:混合性胚細胞腫瘍

この二つが未記入でした。

抗がん剤治療計画

県立がんセンターでの初診で、

治療方針が確定しました。

BEP療法」もしくは「EP療法」

なぜBが抜けているかというと、

私がヘビースモーカーだった為。

 

BEPだと肺炎になる可能性が有るそうです。

これはヤバいと思い、禁煙を決断。

呼吸器検査でも一般人と同等の値が出ていましたので、

BEP療法」で行くと思います。

 

実際の副作用等は次回に

レアケース・希少がん

私の主治医から「レアケース」と言われました。

なぜか?

1、精巣腫瘍は一般的に20~30代の方がなるケースが多く、

 40代では珍しい事。

2、病理検査の結果、胎児性がんに分類されるという事。

3、原因不明

 

 1に関しては10万人に1~2人の割合。

 2に関しては更にその内の5%

 3は不明(情報不足)

 

 ネットで検索しても、なかなか情報が見つかりません。

 病気と闘う為にも知識が欲しいのですが、

 情報は主治医からだけです。

 幸いがんセンターの主治医もお話し好きの様で、

 色々と説明をしてくれました。

 

 次回は抗がん剤治療がスタートしますので、

 そのあたりを書き込んでいきたいと思います。

気持ち

まずはじめのクリニックでの素早い判断。(これは感謝です)

初診にもかかわらず、即日紹介状を書いてくれました。

まだ、深刻には受け止めていません・・・

帰宅してネット検索して要約「癌」の可能性が見え始め、

ちょっとやばいかなあという程度。

手術をすることもわかり、転移の心配も低いとの情報もあり、

楽観視していました。

 

けいゆう病院にて

初診では「がん」の言葉はなかったと思います。

睾丸が倍くらいになっているエコーの結果から来週手術をしますとのこと。

そこから、レントゲン・CT・MR・血液検査を行い、

まあ、手術するのだからこのくらいするだろうという思いでした。

実は「がん」が転移していないか資料を作っていたんですね。

主治医が詳しく話をしてくれ、資料も見せてくれました。

そのおかげで不安はありませんでした。

唯一の憂鬱は入院中の禁煙・禁酒だけでした(笑)

 

そうそう、麻酔科の女医さんがちょっとツンデレ系で気になりましたね。

看護師さんたちも熱心で優しい、寝ている時、血中酸素濃度の図る機械が

外れてしまい、直ぐにナースセンターで異常を検知して、

駆けつけてくれたり、手術後、尿が出ない状態が続いたので、

アイスコーヒーを買ってきてくれたりました。(代金は自前)

結局、管を入れて尿を出しました。

 

泌尿器科について

自分勝手な想像ですが、尿路結石以外だとなかなか恥ずかしくて、

行きにくい科ですが、医師・看護師の方々は日々見慣れていることなので、

内科等に行くと同じように気軽に早めにいく事をお勧めします。

 

がん告知されて

手術から2週間後に病理検査が終わり、診察・結果を聞きに行きました。

そこで病理検査の解剖画像等を見せられて、「精巣がん」と告げられました。

まあ、ここまでは覚悟をしていたことだったので、はいそうですかという感じ。

でも、もう一つの資料で主治医もレアケースと言っていましたが、

胎児性がんといい、セミノーマ等と比べ悪質で1~2年以内に転移する可能性が

高いことを告げられました。

これには参りました。

一瞬、ああ俺がんで死ぬんだ。

選択肢は二つ

定期的に血液検査を行い様子を見る方法。

もう一つは既にがん因子が血液を巡り、1~2年で発症する可能性が有るため、

現段階から抗がん剤治療をはじめ、いざを言う時に負担を減らす方法。

ただけいゆう病院では持っている資料の中で最善を尽くすが、

県立がんセンターなら症例や資料もあるだろうから、

選択肢が広がるかもしれない。とのこと。

抗がん剤治療に対してはネガティブなイメージがありましたが、

命とは引換には出来ません。

幸い、がん保険に入っていたので、今回の手術費はもちろん、

抗がん剤治療費もカバーできるので、金銭的な不安は消えました。

仕事はまだ、就職活動中なので抗がん剤治療のスケジュールを確認してから、

再開すればいいと考えました。

家族は独身・実家暮らし、何の問題もありません。

収入は障害年金が月10万円ほど。家賃・光熱費等の心配はない。

何よりキツイことが嫌い。ということで県立がんセンターを選択しました。